小児科 とびひ

2011年4月30日土曜日 12:39

【トピックス】 ”とびひ”について

【「とびひ」とは】 病名:伝染性膿痂疹
 「とびひ」は虫刺されや汗もの掻き傷、擦り傷などに細菌(黄色ブドウ球菌)がつき、そこを触った手でほかの場所を掻くと、飛び火してどんどん膿痂疹が広がる病気なので、俗に「とびひ」と言われています。

流行時期
 冬より夏に流行する傾向がありますが、温水プールなどの普及により、ほとんど一年中見られます。
症状
 黄色ブドウ球菌は、表皮剥離毒を産生するので多くのとびひは、身体のあちこちに大小の水疱がでてきます。水疱はブヨブヨしていて破れやすいので、すぐに破れてただれた状態になります。まわりには、汚いかさぶたがついています。かゆみがありますが、掻くと広がっていきます。
当院での治療
 抗生物質の塗り薬と、飲み薬で完治します。傷の程度により塗り薬だけで治療することもあります。
小児科または皮膚科で診察させていただきます。小児科での診察は15歳までの方となりますが、受診に関しては外来スタッフへご相談ください。
 集団生活での注意点
 「とびひ」は感染するため、通っている園や学校などの指示に従ってください。
プール
感染や患部の拡大を予防するため、医師の許可が出るまではプールへは入れません。
 おうちでは
・基本はシャワー浴となります。傷が乾くまで入浴は中止してください。
入浴することで患部が拡大したり、家族に感染することもあるからです。
・患部をせっけんで洗ってシャワーですすぎます。とびひの子ども、専用のタオルで、健康な部分を先に拭いて、とびひの部分は押さえるように拭きます。その後、塗り薬をつけます。ガーゼは当てるなら大きめにしましょう。(絆創膏はむれるため使わない)
予防は?
・毎日シャワーしましょう。
・下着は毎日取り替えましょう。
・皮膚に傷があると、菌が侵入しやすいので虫刺されや、外傷などは早めに手当てをするようにしましょう