医療系学生と退院後患者さん訪問

2017年10月30日月曜日 9:29

こんにちは!
9月に毎年恒例になった『医療系合同企画』の学習会を行いました。
 
今回は、退院後の患者さん訪問を行いました。
看護学生7名、医学生1名が参加しました。
まず、ケアマネージャーより介護保険制度の仕組みやサービス計画立案例などを聞き、学習しました。
  


その後、訪問する患者さんの情報を共有し、どんなことが気になり何を聞きたいかをグループごとに話し合いました。
 
そして、4グループに分かれて、いざ訪問へ!
患者さんやご家族は、訪問した学生さんやスタッフを笑顔で迎え入れてくださいました!話を聴いていくと、緊張もほぐれ、患者さんの生き生きとした表情が印象的でした♫♪

聞き取ってきた情報を模造紙にまとめ、発表し合いました。
  


それぞれの班で、医療的な視点だけでなく、家屋環境や家族関係、社会背景なども聞き取りし、老老介護、独居の方の生活状況を知りました。
介護保険サービスや、家族・近所の方の協力を借りながら、不便さや孤独などを感じながらも、住み慣れた自宅でその人らしく、いきいきと生活されている姿がありました。

最後は、現場スタッフより退院調整時の困難事例や退院後訪問のエピソードを聞き、「自宅に帰りたいと願う患者さんの想いに応えるため、自宅退院が可能か判断するための家屋調査を行うこともある。退院後訪問を行うことで自分たちの取り組みの評価ができ、今後につなげられる。」という話を聞きました。
  


修了後には交流会を行い、卒1看護師も合流してくれて、座談会。
国試を控えた卒年の学生から、勉強方法を聞かれたり、職場での様子を話しながら、盛り上がりました。