小児科

小豆沢病院小児科外来のご案内  電話03-3966-8411(代)

【お知らせ】 診療予定はこちら【外来診療予定表】

【ワクチン接種のお知らせ】
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【小児用肺炎球菌ワクチンを開始】
 ※詳しい説明を追加(2010年6月)
【細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチン】

【その他の予防接種のご案内

【トピックス】 
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【”水いぼ”について】NEW!
【”手足口病”について】 
【”とびひ”について】
【溶連菌感染症について
【こんなとき?子どもの救急処置】


【便利です!ハッキリ受診メモ】
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 【ハッキリ!受診メモ】 

【携帯電話からもホームページをご覧いただけます】

 小豆沢病院小児科のページに直行の際は
 www.kenbun.or.jp/about/kodomo    
 ※QRコード(2次元バーコード)も
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 ※文字のみご覧いただくことができます。

 
【署名へのご協力ありがとうございました】NEW!
 子供たちを守る「小児用肺炎球菌ワクチン」「ヒブワクチン」「子宮頸がんワクチン」の3つのワクチンに対する公費助成を板橋区でも行っていただくことをお願いする板橋区坂本健区長様宛の署名持って、7月1日に板橋区役所を訪問し、健康生きがい部長様との懇談で要望を伝えてきました。「現在のところは、財政的に厳しい」とのお話でしたが、一度に3つの助成制度をつくることはできなくても、段階的にでも進めていただけるよう今後も働きかけを継続していきます。
 署名へのご協力ありがとうございまいした。 

 こんにちは小児科医の篠田です。 受診された際には気軽に質問してください。
 予防接種で予防できる病気はワクチン接種をして予防していきましょう。中1、高3で接種するMRワクチンの接種率が低いので忘れないで下さい。

  こんにちは! 小豆沢病院小児科外来の看護師です!
 寒暖の差が激しい季節です。お子様の体調も変化しやすいと思いますが、お母様達も体調を崩さないように気をつけてください。子育てで大変かと思いますがたまにはリフレッシュして下さいね!!

【こんな時にも!ご相談下さい】 電話03-3966-8411(病院代表)
 お子様の急な発熱などで、
 受診したい時には、小児科の受付時間が終わっていた。今からでは間に合わないけれど、このまま受診しないのはちょっと心配・・・ とお困りの際は!
 まずは電話で外来看護師にご相談下さい。受付終了後でも、小児科医の診察が可能な場合があります!
  【小児科篠田医師が診察できる場合】
 受付時間が終了しても、まだ診察をしている場合には診察可能な場合があります。
 (水曜日の午後)小児科篠田医師が、病院内にいる場合で診察可能な場合があります。
  【他の小児科医師の診察日の場合】
 診療時間内にご連絡を頂き、到着できる時間を伝えていただければ診察可能な場合があります。
 ・木曜日:篠田医師は他院に行っており、帝京大学病院の小山医師が担当しています。
 ・土曜日:一般外来を関根医師が担当し、篠田医師は隔週でワクチン外来を担当しています。

【24時間!電話で看護師にご相談下さい】
 夜中にお子様の具合が悪く、受診したほうがいいか、様子をみていても大丈夫かなど迷われる場合には、お気軽にご相談下さい。外来看護師が24時間ご相談を受けています。

 【予防接種のご案内】

なぜ、予防接種を受けなくてはいけないのでしょうか? 
感染症のまん延防止と、感染症による重症化を予防するためです。
自治体が通知する予防接種(ポリオ、DPT、DT、MR)も含め、予防接種罹患予防できる感染症の予防接種を行いましょう。ただし、先天性疾患やアレルギー、けいれんなどを起こしたことのある方は主治医に相談してください。

【定期の予防接種】 こちらからご覧下さい → 【一覧】

【予防接種の接種間隔】
生ワクチン               4週間以上おく   
ポリオ・MR・麻しん・風しん・BCG → → → →不活化ワクチン
                             生ワクチン  
(生ワクチンを接種した日から、別の種類の接種を行うまでの間隔は、4週間以上おく)  
 
不活化ワクチン       1週間以上おく
DPT・DT・インフルエンザ → → → → 不活化ワクチン
                           生ワクチン
(不活化ワクチンを接種した日から、別の種類の接種を行う日までの間隔は1週間以上おく)
※ただし当院では、DPT→DPT、インフルエンザ→インフルエンザなどの同じ種類のワクチンを続けて接種される場合は、3週間以上の間隔を置く場合があります。主治医とご相談下さい。 

 【当院でおこなっているワクチンの種類】
DPT(ジフテリア・百日咳・破傷風)
DT(ジフテリア・破傷風)
MR(麻しん・風しん)
麻しんワクチン
 ※麻しんワクチンの供給が安定していないため、すぐに接種できない場合もあります。
風しんワクチン
水痘(みずぼうそう)ワクチン
 おたふくワクチン
●日本脳炎ワクチン
●ヒブワクチン →【ヒブワクチンのご案内】
●小児用肺炎球菌ワクチン →【小児用肺炎球菌ワクチンのご案内】
インフルエンザワクチン→【お知らせのページへ】

※各種ワクチンとも、
完全予約制です。ワクチン接種ご希望の方は、小児科外来の午前診療時間内(9時~11時半)にお問い合わせ下さい。

 

 【細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチンのご案内】

【ヒブワクチンとは?】
 ヒブ(Hib):インフルエンザ菌b型(ヘモフィルス・インフルエンザb)
 商品名:アクトヒブ

【ヒブ(Hib)とは?】
 ヒブは人に髄膜炎や喉頭蓋炎を引き起こす細菌です。細菌であるヒブは、冬に流行するインフルエンザウィルスとはまったく別ものです。ヒブは子供の鼻の奥やノドにすんでいます。

【なぜヒブワクチンの接種が必要なのか?】
 細菌性髄膜炎の発症と重症化を予防するためです。
 4歳の誕生日を迎える前の子供のほとんどがヒブに対する抵抗力(抗体)を充分にはもっていません。また、普通に暮らしているみなさんのお子さんやお孫さんがもっている菌でも、抗菌薬(抗生物質)の効きにくい耐性菌が増えています。髄膜炎を起こしたヒブも80%が耐性菌に変化しています。そのため、髄膜炎の治療が難しくなっているのです。これらの理由から、ヒブワクチン接種することがヒブ髄膜炎やヒブによる重症化を予防する唯一の方法なのです。

 細菌性髄膜炎
 現在発症は年間に推定で約1000人そのうち5%の尊い命が奪われ、25%の子供たちが後遺症と向き合っています。原因となる細菌の60%をこのヒブ(Hib)が占めています。

【ヒブワクチンの接種方法】
  ヒブワクチンの接種時期と回数はDPT(3種混合)とほぼ同じです。例えば、主治医との相談になりますが、DPT接種と同時に反対の腕に接種も可能です。
  対象年齢:2ヶ月以上5歳未満
  基本接種スケジュール:3ヶ月  4ヶ月  6ヶ月          1歳半
                  ↑    ↑    ↑   1年あける    ↑
    
生後6ヶ月までに初回の接種を開始するお子様は4回接種
生後7ヶ月以上で初回接種されるお子様の場合は2回接種+2回目接種の1年後に1回接種する、合計3回の接種となります。
1歳~5歳未満は、初回の1回だけの接種となります。
 
【小豆沢病院でワクチン接種をご希望される方へ】
 ヒブワクチン接種料金 1回6500円(消費税別) 
  ※接種を開始する年齢により接種回数が異なります。
 予約制です。ワクチンの入荷まで、およそ2~3ヶ月かかります。ご予約はお早めにお願いいたします。
 お申し込みは、お電話等で小豆沢病院小児科へ。電話 03-3966-8411(病院代表)

 【小児肺炎球菌ワクチンのご案内】


詳しい説明はこちらをどうぞ 【もっと詳しく!(2010年6月)】

【ワクチン名】
 小児用7価肺炎球菌ワクチンプレベナー

【肺炎球菌とは?】
 肺炎球菌はその名の通り細菌性肺炎の原因になる細菌の一つです。珍しい菌ではなくよく見られる菌です。肺炎球菌を分類すると90種類以上のタイプがあり、中には、極めて重い病気である細菌性髄膜炎という重症感染症の原因になり易い菌があります。
【ワクチン接種の目的】
 子どもに対し病原性の強い7種類
の肺炎球菌による細菌性髄膜炎、潜在性敗血症、難治性の中耳炎などを予防する目的で開発されました。7種類の肺炎球菌に対する免疫を付けさせるので「7価」肺炎球菌ワクチンと命名されています。特に、細菌性髄膜炎の原因菌Hib菌や肺炎球菌が大部分を占めているのでヒブワクチン小児用7価肺炎球菌ワクチン(プレベナー)を接種すれば、細菌性髄膜炎にかかるリスクが極めて少なくなります。
 当院では2010年3月15日より肺炎球菌ワクチン予防接種の受付を開始しました。
【接種対象の年齢】
 生後2ヶ月から9歳までのお子さんです。
【接種スケジュール】
 
年齢
接種回数
スケジュール
 
 
4週間(27日)以上の間隔
     追加接種
2ヶ月~6ヵ月
4回
1回目→2回目→3回目
4回目
生後12~15ヶ月の間
7ヶ月~1歳未満
3回
1回目→2回目
3回目
生後12~15ヶ月の間
1歳
2回
1回目
2回目
60日間以上の間隔
2歳~9歳
1回
1回のみ
 
 
 
生後3ヶ月からはヒブや三種混合ワクチンとの同時接種が可能です。
【ご予約方法】
 来院した際にでも、電話でも予約可能です。注文してから2~3日で入荷してきますので接種はすぐできますが、三種混合やヒブワクチンと同時接種を希望の方は接種時期など考慮してご相談ください。
注文したワクチンはそのお子様専用に届きますので、キャンセルや予約日にこれなった場合は連絡をお願い致します。
【接種料金】
 肺炎球菌ワクチンは自費です。9450円(税込)

 【トピックス】 溶連菌感染症について

【溶連菌とは】
  溶連菌とは、正しくは溶血性連鎖状球菌(ようけつせいれんさきゅうきん)という細菌の一種です。
【潜伏期間】
  潜伏期間は2~3日で、鼻や痰・だ液などから直接、または、この菌で汚れた物を手で触ったことでうつる間接的な感染を起こしたりします。
【症状】
 症状の特徴は、発熱と咽頭痛で、咳(せき)はあまりでません。
 溶連菌により、引き起こされる病気は色々あり、年齢や、細菌の付く部位によって違います。咽頭に付いたら咽頭炎、耳に感染すると中耳炎、肺に感染すると肺炎になります。この菌に感染してもっとも怖い病気が、発熱して2~3週間後に起こる腎炎リウマチ熱です。
 【腎炎になると】
 熱が下がって元気になってから頭痛、食欲低下、顔や手などにむくみ、おしっこが赤くなる血尿などがでます。心臓の弁膜症を起こすことがあります。
 【リウマチ熱になると】
 感染症が治った後、再び発熱したり、肘(ひじ)・膝(ひざ)・かかとなどの関節を痛がったり、手足に赤い輪のような発疹が出てきます。
  このようにとても怖い病気をおこす菌ですが、抗生剤物質が良く効くのできちんと治療すればリウマチ熱を起こさずに済みます。

【溶連菌の検査】 専用の検査キットを使って、15分~30分くらいで結果が出ます。

【溶連菌と診断されたら】

1.最低10日は指示された抗生剤を飲み続けてください。たとえ熱が下がっても、医師の指示どおり、お薬がなくなるまで飲ませましょう。      
2.兄弟や両親にもうつる可能性があります。家族中で、うがい・手洗いを続けましょう。
3.腎炎を発症していないか把握するために、指示された尿検査は必ず受けましょう。

  指示どおりお薬を飲みおわった後でも再発することがあります。

【療養生活上のアドバイス】
 【食事】
①特に制限はありませんが、刺激の強いものは避けましょう。(カレーライス、酸味の強いもの、辛いものなど)
②熱が高いときには、湯冷まし、番茶などで水分はたっぷりとりましょう。
 【おふろ】
 全身状態が良ければ、シャワー浴やおふろに入っても構いません。
 【外出】
 発疹のある間は、家の中で過ごしましょう。解熱して発疹が目立たなくなったら外出可能です。
 【登園・登校】
医師の判断で登園・登校が可能となります。ただし、登園・登校の再には「登園許可証」や「登校許可証」が必要となりますので、所属の園や学校へご確認下さい。

【登園・登校許可証の作成費用
について】
 当院では、板橋区内の保育園・幼稚園・小学校・中学校に通うお子様でしたら、「登園許可証」「登校許可証」の作成費用は無料です。

 【トピックス】 こんなときどうする?~子どもの救急処置~

 休日や夜間にかぎって、お子さんの体調が悪くなったことはありませんか?病院もやっていないし、どうしよう・・・と、お困りになることも多いと思います。そこで、おうちでできる処置・どんな場合はすぐに病院へ行ったほうがいいかをお話します。当院で夜間・休日に受診または電話相談のあるお子さんの病気について、

 1位 発熱
   Sealed2位 咽頭痛・咳
     Yell3位 吐き気・嘔吐
       Money mouth4位 腹痛・下痢
でした。その他にも転倒、火傷などのけがでの受診もありました。
 
【1 発熱】
★40℃くらいまでは、「機嫌がよい、よく眠れている、水分がとれる、どこにも痛みがない」など熱があっても普段と変わらないようならすぐに受診する必要はありません。
★ただ生後3~4ヶ月以下の赤ちゃんは38℃以上の熱があったら夜間・休日でもすぐに受診してください!!
★「熱があり、痙攣を起こす、元気がなくぐったりしている、呼びかけに対する反応がない、呼吸の状態がいつもと違う、おしっこの回数 が少ない、水分の摂取が長時間できていない、顔が青ざめている」といった場合にはできるだけ早い受診をお勧めします。そうでない場合は通常の診療時間まで待って受診しましょう。
  【熱があるときにおうちでできる処置】
・厚着をさせすぎないようにしましょう。厚着をするとかえって熱があがってしまいます。
・お部屋は涼しく、お布団で体は温かく。お部屋が暑いと厚着と同様に熱が上がってしまいます。
・クーリング
 高熱で辛そうな時、わきの下、足の付け根に大きな動脈が通っているのでそこを3時間くらい冷やしてあげると楽になる場合があります。
 熱を下げる効果はあまりありませんが、お子さんが嫌がらなければ頭を冷やしてあげると気持ちがいいと思います。
・汗をかいたらこまめに着替えをさせましょう。
・少しずつでいいので水分をとらせましょう。
Sealed【2 咳】
★呼吸困難がない、機嫌がよい、水分摂取ができるような場合はお家で様子を見て大丈夫です。
★咳をするたびに吐く、ゼコゼコを伴うケンケン言うような咳が続く、とにかく咳が止まらない、呼吸が苦しそう、呼吸が浅くて速い、意識 がおかしい、咳もひどく熱も高い、顔色が極端に悪いといった場合にはすぐに受診してください。
★その他、機嫌があまりよくない、1日を見ると咳をしていることが多い、咳とともに時々吐く、そのような時には通常の診療時間に受診を。 
 【お家でできる処置】
・痰を出しやすくするために水分はこまめにとらせましょう。
・お部屋を加湿しましょう。
・家族の喫煙は控えましょう。
・とにかく安静に。長風呂は控え(シャワー程度で済ませる)、消化・のど越しのよい食事をとらせましょう。
Yell【3 嘔吐】
★1日に1~2回くらいの嘔吐、水分がとれる、機嫌がよい、どこにも痛みがないといった場合は1回吐いたからといってびっくりせず、お家で様子を見てください。気になるようなら通常の時間まで待って受診してください。
★何も食べていなくても何回も吐く、吐物に血液や褐色様のものが混ざる、呼吸困難がある、意識がおかしい(視線が合わない・応答がいつもと違う)、長時間水分が取れず吐き続けている、機嫌が極端に悪い(泣き続けているなど)、おしっこが出ない、我慢できないほどの腹痛・胃痛、といった症状がある場合にはすぐに受診してください。
 !! 吐物の色にビックリせず、まず食べたものは何か考えてみてください。
 【お家でできる嘔吐の処置】
・少しずつでいいので水分をとらせましょう。
・安静にし、食欲があれば消化のよい食事(炭水化物から)をとらせましょう。
Money mouth【4 下痢】
★1日に1~2回の下痢、機嫌がよい、水分がとれる、どこにも痛みがないといった場合はお家で様子を見て大丈夫です。
★1日に4~5回以下の下痢、機嫌がいまいち、我慢できる腹痛がある場合には通常の診察時間に受診しましょう。
★1日に5~6回以上の下痢がある、血便や繰り返す嘔吐を伴う、呼吸状態がいつもと違う、顔色が悪い、意識がおかしい(視線が合わない・応答がいつもと違う)、長時間にわたって水分がとれていない、おしっこがでない、我慢できない腹痛などがある場合はすぐに受診してください。 
 【お家でできる処置】
・少しずつでいいので水分はこまめにとらせましょう。
・安静にし、食欲があれば消化のよい食事をとらせましょう。
・便の状態を観察しましょう
【5-1 けが 転倒・転落(頭・体を打った)】 
★肉眼的にけががない、出血があったがすぐに止まった、打ったところにこぶができている、打った後すぐに泣いて意識は問題ない(視線が合う・応答がいつもどおり)、我慢できる痛み、このような症状の場合はお家で様子を見るか、通常の診療時間帯に受診してください。
★はじめは何ともなくても時間がたって変化があったらすぐに来院してください。
★出血が多く止まらない、顔色が悪い、吐いている、体に麻痺や痙攣がある、耳や鼻からさらさらした透明な液が出る、耳や鼻からの止まらない出血、変形がある、意識がおかしい(視線がおかしい・合わない、応答がいつもと違う)、呼吸がいつもと違う(荒く早いまたは遅く浅い)、38度以上の熱、我慢できない痛みがある、こういった場合にはすぐに受診してください。
 【お家でできる処置】
・打ったところを冷やす
・頭を強く打った場合遅れて症状が出ることもあるのでお子さんの意識状態はよく見ていてください。(特に24時間は要注意。その後2~3日気をつけていてください)
・出血がある場合は清潔なガーゼなどで患部を押えます。(汚れていたら流水で洗ってから。)
【5-2  やけど】
★やけどの大きさがお子さんの手のひらより狭いくて水ぶくれがないときは通常の診察時間まで待って診察を受けましょう(できれば皮膚科へ)。
★やけどの範囲が広い場合、やけどの部分が白または黒くなっているとき、重症の判断がつかないときはすぐに受診してください。
 【お家でできる処置】
・まずしっかり冷やしましょう(流水、または氷水)。 冷やすことで皮膚深部への熱の伝達を防ぎます。感染を予防するため流水で冷やすことが理想的です。
 !! 市販されている冷却シートはやけどを冷やす効果はありません!使用しないでください。
・服を着たままのひどいやけどの場合は服の上から冷やします。(無理に服を脱がせると皮膚が剥れてしまいます。)最低30~40分、痛みがなくなるのをめどに冷やしましょう。
・やけどしたところは触らないようにしましょう 。
Foot in mouth【6 誤飲】
★何かを誤って飲み込んでしまった場合はすぐに病院へ!!必ず商品名や成分が分かるものを持って病院へいきましょう。
 【すぐに吐かせたほうがよいもの】
  除草剤、パラコート、有機リン系殺虫剤、粉末脱毛剤、灰皿の水、タバコ、漂白剤、防虫剤、  油絵絵の具、アルカリ電池、ポスターカラー、除光液、油性インク、香水 など
 【吐かせてはいけないもの】
  塩酸・苛性ソーダ・ねずみ駆除剤・クレゾール・トイレ洗浄剤(強酸や強アルカリなどの腐食性物質)、灯油・ベンジン・ライター燃料(揮発性灯油類)、花火 など
 ※お金を飲み込んだ場合は吐かせると喉に詰まることがあるのでそのまま病院へ。
★以下のものは病院へは行かず様子を見て大丈夫です
  蚊取り線香、靴クリーナー、口紅、クレンザー、シリカゲル、線香、チョーク、入浴剤、粘土、練り歯磨き、糊、ろうそく
 【誤飲したときの看護】
・次の場合は飲み込んだものを吐かせてはいけません。
 6ヶ月未満の乳児
 意識障害、けいれんがあるとき
 重症な心疾患や不整脈があるとき
 強酸や強アルカリなどの腐食性物質を誤飲したときは絶対に吐かせず、すぐに多量の牛乳を飲ませて病院へ!
・液状のものは皮膚や目についていないか調べ、ついていれば流水で15分以上洗いましょう。
  (目に入った場合は必ず眼科でも診てもらいましょう)
・多量の水を飲ませることは、吐かせるための前処置として行なう以外はやめましょう。かえって毒物を溶かしたり吸収を促してしまいます。参考になりましたか?特に夜中や休日、慌てて病院へ行く前にできることとして参考にしていただければ幸いです。でも、判断がつかないとき、心配な時は遠慮なく病院へ相談してください。看護師による電話での相談はいつでもお受けしています。 

 

【トピックス】 ”とびひ”について

【「とびひ」とは】 病名:伝染性膿痂疹
 「とびひ」は虫刺されや汗もの掻き傷、擦り傷などに細菌(黄色ブドウ球菌)がつき、そこを触った手でほかの場所を掻くと、飛び火してどんどん膿痂疹が広がる病気なので、俗に「とびひ」と言われています。

流行時期
 冬より夏に流行する傾向がありますが、温水プールなどの普及により、ほとんど一年中見られます。
症状
 黄色ブドウ球菌は、表皮剥離毒を産生するので多くのとびひは、身体のあちこちに大小の水疱がでてきます。水疱はブヨブヨしていて破れやすいので、すぐに破れてただれた状態になります。まわりには、汚いかさぶたがついています。かゆみがありますが、掻くと広がっていきます。
当院での治療
 抗生物質の塗り薬と、飲み薬で完治します。傷の程度により塗り薬だけで治療することもあります。
小児科または皮膚科で診察させていただきます。小児科での診察は15歳までの方となりますが、受診に関しては外来スタッフへご相談ください。
 集団生活での注意点
 「とびひ」は感染するため、通っている園や学校などの指示に従ってください。
プール
感染や患部の拡大を予防するため、医師の許可が出るまではプールへは入れません。
 おうちでは
①基本はシャワー浴となります。傷が乾くまで入浴は中止してください。
入浴することで患部が拡大したり、家族に感染することもあるからです。
②患部をせっけんで洗ってシャワーですすぎます。とびひの子ども、専用のタオルで、健康な部分を先に拭いて、とびひの部分は押さえるように拭きます。その後、塗り薬をつけます。ガーゼは当てるなら大きめにしましょう。(絆創膏はむれるため使わない)
予防は?
①毎日シャワーしましょう。
②下着は毎日取り替えましょう。
③皮膚に傷があると、菌が侵入しやすいので虫刺されや、外傷などは早めに手当てをするようにしましょう。

【トピックス】 ”手足口病”について

【手足口病とは?】
手足の裏、口の中に発疹と水泡ができるのが特徴です。一般的には発熱で始まります。
ほとんどの方が一週間から10日で自然に治ります。
原因
 いくつかのウイルスが原因で起きます。最も一般的なのはコクサッキーウイルスA16です。いずれのウイルスでも現れる症状は同じです。 
症状
 手のひら、足の裏、手や足の指と指の間を中心とした水泡性の発疹で、口の中にも同じような症状が見られます。
始まりの頃には微熱を伴い、軽いのどの痛みと、それによる食欲低下(のどが痛くて食べられない)
潜伏期間
 一般的には、感染してから3日~6日と報告されています。
感染経路
 感染者の鼻やのどからの分泌物や便に排出されるウイルスが、経口・飛沫・接触などの経路により人から人に感染します。
予防法
 手足口病には有効なワクチンがありません。
 うがい、手洗いの励行。特にオムツを交換時には重要となります。
 汚れた衣服は交換し、すぐに洗濯しましょう。
 
【引用・参考WEB:日本医師会ホームページ】

【トピックス】 ”水いぼ(伝染性軟属腫)”について  2010年5月

 
【水いぼとは】
 ウイルスが原因で、1~5mm位の表面に光沢のある半球形のいぼが体中に出ます。放っておいても自然に治りますが、伝染性が強い病気です。
【感染経路】
 肌の接触や、タオルを共有することで感染する、接触感染です。
【好発年齢】
 5~6歳ごろがピークで3~15歳くらいに多く見られます。
【治療】
 根本的な治療はピンセットで摘み取って消毒したり、液体窒素で凍らせて取ることですが、痛みを伴うため、治療はケースバイケースで異なります。
 特別な治療をしなくても、ウイルスに対する免疫ができてくるので、自然に治癒すると言われていますが完全に治癒するまで数年かかることがあります。  
当院小児科では・・・
①水いぼをピンセットで摘み取る方法です。
 水いぼの数が多い場合は、1時間前に痛み止めのテープをいぼ一つひとつに貼っていき、痛み止めが効いた時に摘み取ります。痛み止めの麻酔は完全に痛みが取れるものではなく、効果の有るお子さん、無いお子さんとさまざまなようです。数が少ない場合はテープを貼らずに摘み取ります。   
 ②硝酸銀+小麦粉を混ぜたものを、いぼに塗ります。その後、ドライヤーで乾燥させます。
 この方法は痛みが軽いメリットはありますが水いぼがなくなるまでに時間がかかるため、週1~2回のペースで通っていただきます。摘取る方法に比べ、患部1つひとつに塗っていく作業を繰り返すのでまだ状況を理解ができない2歳以下のお子さんは難しい場合があります。(こちらは処方できるものではありません。病院で行います)
  
 当院小児科では①の治療法がほとんどです。数が少なければ受診は1度で済むこともありますが1度取っても半月~1ヵ月後で再び出てくる可能性もあります。
 麻酔のテープで完全に痛みを取り除く事は出来ないので痛みや摘まれる恐怖で泣いてしまい抵抗することが予測されます。治療が不可能な時は無理に行なうことはしません。あまり数が多いときや小さくてピンセットではつまめない水いぼは、日にちを改めて摘み取ることもあります。
 当院皮膚科では・・・
1時間前に痛み止めのテープをいぼ一つひとつに貼っていき、ピンセットで摘み取る方法(短期治療)
 上記同様。
②液体窒素で凍らせて水いぼ部分を壊死させる方法です。
 この方法も1回では取れないので週に1回の頻度で通院していただくことになります。(長期治療)
【予防法】
 ①いぼのある方のタオルは共用しない。(洗濯すれば使用しても大丈夫)
 ②プールのあとは十分に身体を洗い流しましょう。プールの施設によって水いぼが完治するまでできない場所もあるようです。
 ③自家接触で他の部位に広がることもあるので、爪を短く切って水いぼの部分は触らないようにしましょう。
 
 当院で①の治療法を希望された上で来院されるときは、テープの麻酔を貼ってから1時間くらいしてから治療に入りますので時間のゆとりを持って来院して下さい。電話で水いぼ除去を希望していると言っていただければ混み具合を見て、おおよその来院時間をお伝えできる時もあります。
 痛み止めの麻酔テープはリドカインという薬剤がしみこまれています。小さいお子さんは麻酔を使った経験がほとんどないため痛み止めのテープを貼ってから一度帰宅する場合は貼付後体調に変化がないか看護師と確認してから病院を出てください。

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