基礎研修の概要

【医師研修の目的・医師像】
この研修は「地域のかかりつけ医」として必要となる医師の基本的で共通の力量を養成することを目的とする。日常の生活・労働の中で起こりうる健康問題に対して、幅広く対応することが当院には求められており、包括性・継続性をもった医療活動が当院の地域における役割である。そうした役割を担う医師のイメージが「地域のかかりつけ医」であり、家庭医学・プライマリーケアの実践者といえる。そういった医師の活躍の場は、大病院の臓器別専門科病棟ではなく、診療所もしくは一般病院の外来であり、その養成には、まさに地域医療の現場が不可欠でである。当院は、健康問題を抱えた地域の住民がまず最初に訪れる第一線の病院であり、その期待にチームとして応えうる能力の獲得がこの研修の重要な柱である。また、当院の研修を通じて深い社会認識と豊かな人権意識を持ち、チーム医療のリーダーとなりうる医師が輩出されることをめざす。。

 【研修の基本的形態】
研修医は担当医として位置付けられ、主治医は研修指導担当医または指導医がつとめる。担当医たる研修医は主治医としての力量の獲得をめざし、相応の責任感を持って診療にあたる。指導体制は研修医の上に3~5年目医師のシニアレジデントを研修指導担当として配置し、その上に指導責任医師(指導医)を配置する。(通称、屋根瓦方式)

 【研修医の処遇、権利と運営参加】
研修医は自分たちの研修を改善していく権利、そのために発言する機会、そのために行動する自由をもつ。労働者としての妥当な勤務拘束時間、休憩時間、休日、経済的にはアルバイトをしなくてよいだけの生活を保障される。円滑に充実した研修を実施していくために、研修医の代表は小豆沢病院院内研修委員会へメンバーとして参加する。