【2008夏インターンシップから 小豆沢病院て、こんなところ

大学、専門学校1〜3年生 30名の感想より

診療所では時間をかけて患者さんが納得するまで話をされていた場面に感銘を受けました。

訪問看護では、誰が看護の主体であるのかを考える必要があることがわかりました。

・病院と在宅を分けて考えるのではなく患者さんの全体を把握することで、より地域に密着した健康への手伝いが出来るのではないかと思いました。

・ベテランの方も1年目の方もお互いを信頼して情報伝達を行っていたり、医師と看護師も同等の立場で意見交換を行っていました。良好な医療チームで患者さんにとっても最高の医療を提供でき、私もこのような環境の中で働いてみたくなりました。

・このような3日間の貴重な体験ができて、本当に感謝しています。学生にここまでしていただける病院は他にはないのではないでしょうか!

・患者さんに向けられた看護師さんの朗らかな笑顔が印象的でした。

夏祭りでは暑かったので大変でしたが、患者さんの喜ぶ姿が見れたので良いお祭りになったと思います。

・外科病棟→手術室→外科病棟と患者さんの一連の流れを体験することが出来ました。学校では一日でこんなに濃い内容を経験することは絶対に出来ないので凄く良かったです。

・病棟体験の時、診療所の看護師が2名来院しベッド上で1人の患者さんのケアについて話している姿は小豆沢病院独特のものであり、自分が行いたい地域医療にも直接的に関わることだと感じました。

・前に行ったことのある病院は看護師さんが忙しそうで話しかけにくい雰囲気がありましたが、小豆沢病院では自分も患者さんも話しかけやすく安心でき信頼されていると思ったのと患者さん第一に考えて医療にあたっていると感じました。

・色々な疾病を持つ方がいる病棟だったので、専門的に分かれている医療スタッフと異なり様々なことに対応できるスタッフが多いなと感じました。

・一人一人の患者さんと密着し把握しており、患者さんのことを本当に考えている治療が行われているように感じられました。

透析の患者さんとたくさん話すことができ、本当に勉強になりました。

外来ではアフターフォローもしっかり行われていて積極的に患者さんと関わろうという姿勢に驚きました。

・患者さんと多く触れ合うことが出来ました。涙を流して「ありがとう」「良い看護師になってね」と言っていただき、本当に嬉しかったです。原点に戻ることが出来た気がしました。

・排便処理では始め少し抵抗がありましたがスタッフが当然のように処理しているのを見て“これではいけない”と思い精一杯がんばりました。便も身体からの大切な情報なので、目を逸らさずにしっかりと確認できるようになりたいです。

・3日間でコミュニケーション能力を身に付けることの課題が見つかりました。

・小豆沢病院は全てのスタッフが笑顔で患者さんも穏やかな方が多く、スタッフの方々の笑顔が病棟の穏やかな空気を作っているのではないかと思いました。

・初めて手術を見学でき、術前は何もないくらい元気だった患者さんが術後には同じ人とは思えないような表情で病室に戻り、どれだけの負担が患者さんにかかっているのかが理解できた気がしました。

・大学での基礎実習の思い出から実習に対し恐怖心を持っていましたが、小豆沢病院での3日間で学ぶ楽しさを持つようになりました。

・略語や専門用語へも看護師さんの丁寧な説明があり、とても解りやすかったです。

・看護師さん同士の雰囲気も良く、たくさんのアドバイスもいただきました。

・学校では演習したことのない輸液の準備や滴下、オムツ交換、患者が寝ている状態でのシーツ交換を行えたことも今後の実習の励みになると思います。

コミュニケーションでは会話の難しい患者さんとどう関わっていけば良いか悩みましたが、看護師さんを見てどう接しているのか参考にしていくうちにだんだんと出来るようになっていきました

・病棟は忙しくも、看護師さんが患者さんに笑顔で接していたので、自分もこんなふうになりたいと思いました。

・患者さんと久し振りに触れ合ったりお話ができて新鮮な気持ちになれました。看護師の患者さんとの接し方を見て、相手に合わせて口調を変えたりゆっくり話したり言葉を選んだりと傍らで見ていてとても勉強になりました。

当直体験の中で、医師に言われた事を行なうのみのイメージや、生命の危機にさらされている方だけを看るイメージが変わりました。患者さんの予測されることも含め看護師が考え行動しているのを見て、そこに看護が存在していると知りました。

学校の実習では知ることのできない事が多くあり、とても勉強になりました。

外来で、正確に伝わる電話対応の難しさを痛感した。また看護師の患者把握の様子から、学校で学んだ“その人の生活パターンや習慣を観察することで疾病の理解にも繋がる”という意味を実感しました。

患者さん「友の会」班会に参加しました。看護師が講師で“災害”のテーマにおいて“その時にはどう上手く助け合えるか”などの話題ともなり、地域コミュニケーションの大切さを学びました。

・業務を行ない患者さんに接しながらも看護師は次の行動を考えて動き、自分だけでなく常に周りに気遣いしながら仕事に就いている姿がとても勉強になりました。

・“教務に常に評価されている”という実習での緊張感は持たず、自然に患者さんとコミュニケーションが出来て自信が持てました

ウォーキングカンファレンスに参加しました。患者さんを目の前にして患者さんの意見も聴きながら看護師間の引継ぎをしており、コミュニケーションも充実するこれはすごく大切なことだと思いました。

・患者さんの辛い処置に立会い、私は涙をこらえるのに必死でただ身体をさすってあげることしか出来ませんでしたが、これからを思うと泣いている場合でないと思い、医師にあれこれ質問しました。

・大学に入り勉強の難しさ、大変さ、実技が思うように出来ないことが多くあり、この3日間で続けるか辞めるか、また初心を思い出したく参加しました。そして患者さんの笑顔や「ありがとう」の言葉を本当に嬉しく感じ、昨年の夏に初めて体験に来た時と同じように“看護師になりたい!”と思ったことを思い出しました。勉強はこれから更に大変になってくると思うし、実技が上手くいかなく落ち込むこともあると思うけど、やりがいのある看護師という仕事に就きたいと改めて思うことができました。看護師の方達のいきいきと働く姿を見たことも強い刺激になりました。小豆沢病院の方達には本当に感謝です。

    ・・・このような環境だから、しっかり育ち合える! あなたも気持ち良く働ける職場の一員になり、一緒に質の高い看護を追求しませんか?

  小豆沢(あずさわ)病院  看護学生室 03-3968-7993  kangakusei@kenbun.or.jp

8/26、27、28の3日間 『連続講座・夏』を開催☆

《摂食・嚥下チームに学ぼう》

・・・回復期リハ病棟“嚥下チーム”(言語聴覚士、看護師、介護福祉士)による講義&試食体験でした。“食べる”ことの重要性を実感しました。

・きざみ食やペースト食は美味しかったが毎日はきついと感じました。感触も解かり、今後の食事介助では患者さんの気持ちに近付けると思います。あらためて、医療には多くの職種が関わっているのだなと思いました。

・きざみ食やペースト食を食べて、こんなにも食に対する楽しみが少なくなってしまうのかと実感しました。

・人は食べられなくなると栄養状態が悪くなり、どんどん悪循環に陥るということを知りました。

・単なる栄養摂取の手段だと思っていたが“コミュニケーション・ツール”としても重要な役割を担っているとは知らなかった。

・“食べる”という行動が、歳をとったり病気にかかったりすることでとても大きな問題になるということを認識しました。

・より良いサポートをするには、どれだけ患者さんのことを考えられるかということが必要なのか、また職種が違っても忙しい中でも患者さんを思う気持ちは同じと感じました。   

・歯がないと嚥下機能に影響するため、歯の重要性も再認識することが出来ました。

・動画で誤嚥の瞬間を見たのは初めてだったので、ムセなくとも患者さんに起こる現象がイメージできた。

 

BLS 〜ベイシック ライフ サポート〜》

・・・浅見医師による参加型の学習でした。病院外で倒れている人と遭遇したら。。。全員がAEDも使用し自信を持てる技術を身に付けました。

・その現場に合った状況を即座に判断し、冷静に対処しなければならないと思いました。

・AEDの講習を大学で受けたことはありましたが、実際に医師から教わることが出来、詳しくてとても解りやすかったです。

・本当に参加して良かったと思いました。

・人口呼吸のためのマウスピースは家に置きっ放しにせずに、これからは持ち歩こうと思いました。

・一人で対応するのではなく、人を集めて助ける大切さも知りました。

・自分で実際に実施してみると、力が必要で大変だなと思いました。とても感じの良い先生だったので楽しく勉強することが出来、良かったです。

・サークル活動で実施法を教えたりしていますが、復習になり良い学びとなりました。慣れないとすぐ行動できないと思うので、今後も練習をしていきたいです。

・今回が2回目の参加ですが、何回もやることにより心に余裕を持って出来たと思います。次の機会にも参加したいです。

・学校でも習ったことが毎回毎回、流れを忘れてしまっているので今度こそ覚えられるようにしたいです。

・リズムのテンポが“アンパンマン・マーチ”以外いくつかあることも知りました。

・以前、学校で習った時よりも“何が大切なのか”ということをハッキリさせ教えて下さったので、とても解りやすかったです。

《平和と医療を考える》

・・・学生時代は医ゼミで学びを積んだ園田作業療法士の講義でした。“平和っていいな”を原点に「医療とは、命を守ること」を考え、身の周りで命を脅かされていることについて皆でディスカッションしました。

・医療と平和は共通点があり奥が深く、一言では納まりきれないと思いました。

・戦力を支える道具として医療を利用されるとしたら、それはとても悲しいことであるし、私は関わりたくないと思う。絶対に。

・ディスカッションを通して、命がおびやかされること・医療者として出来ることについてグループの意見を聞き、ハッとすることがありました。

・平和と医療を結びつけた講義を初めて聴いたのでとても興味深く、平和と、医療者としての立場を考えさせられました。

・園田作業療法士はすごい。日本だけでなく世界の平和活動にも参加していて、自分もいつかやってみたいと思った。

・授業だけでは“いのち”について考え、話し合うことが無かった。

・悩みつつのディスカッションでの発言でしたが、だんだん思考が整理されていき最終的には心の中で一つの形としてまとまった気がします。面白かったです。

・命については身近に感じることなので、大切さを常に心に置き、自分に出来る限りのことを行いたいと思いました。戦争についてももっと知ってみたいです。

・これまで「平和=いのちを守ること」という考えになぜ辿りつかなかったのだろうと思いました。身近に“平和”があったり、自分の手で“平和”はつくれるのだなという考えに近づけました。

・自分が将来どんな看護師になりたいかが、より明確になりました。

・平和ぼけをしている我々にとっては戦争の脅威というものが話し合う他、無くなってしまったと思います。社会的、身体的、精神的な健康とは。。。間接的には“平和”をうたっているのかもしれません。