こんにちは!看護部です。
今日は3月1日行われた卒後3年目看護師の症例発表会の様子をお伝えします。
当院の卒3看護師は6名で3つの病棟で毎日元気に働いています。
1年目の時は診療所で研修を行った看護師もおり、症例にもきちんと生かされていました。
3年目までを若手教育としているため、3年目を終え中堅となる前の最後の症例発表となります。夕方に外来待合室にて開催したため、診療所の方も多く参加してくれました。
内容を紹介すると・・・・
Aさん・・・・1人暮らしの高齢者の方の自宅に帰りたいという強い想いに寄り添い、院内のスタッフと在宅部門の様々な方たちと連携をとり在宅調整をした事例
Bさん・・・・老々介護の後期高齢者の在宅退院を支える取り組み。細かい家屋調査をし、連携をし介護サービスを充実させた事例
Cさん・・・・人工呼吸器管理が必要な方の退院に向けての援助。家族指導から地域サービス、社会資源の活用をした事例
Dさん・・・・かかりつけ医もなく、介護保険も申請していない社会的に孤立していた方を入院をきっかけに必要な援助を行い退院後にも関わりを持ち、家族の支援にもつなげた事例。
Eさん・・・・終末期患者の家族にチーム全体で関わり死への受容を傾聴、情報共有しながら関わった事例
Fさん・・・・亡くなったご家族の遺族訪問(グリーフケア)を通して遺族の喪失感、悲嘆、を受け止め、共感し労いの言葉を伝えたことで、看護師として多くの学びを得た事例
同じ、3年目の看護師ですが、内容は様々。それぞれの職場での取り組みと、私たちは患者さんから学ばせて頂いているのだと改めて感じることが出来ました。
3年間の学びの集大成と共に成長を感じた発表会でした。